“Kazのプロフィール” 挫折から世界を夢みて実現させるまで

などを語っています。

ちょっと自由なライフスタイル

Macbook１台と小さスーツケース１つで、世界をフラフラしてます。

拠点を作らず、基本的にホテル暮らし。年の半分以上は海外にいます。
旅資金を稼ぎながら５年間で３２ヵ国へ。

普段はコスパを抑えつつ安宿やカプセルホテルに泊まり、LCCを使って移動。たまに贅沢をするのが好き。

コスパ大好き。高級ホテルも、ビジネスクラスもコスパ良く。

試しに今年の生活（11月現在）を書いてみると、こんな感じ。

今年は、アジアでの生活を中心にしつつ、マイルを活用してファーストクラスに乗ったり、高級ホテルのステータスを取得して、ワンランク上の旅をコスパ良く楽しんでいます。

大きな変化は、旅行系では最強の“あるクレジットカード”と出会えたこと。カードを持つだけで上級会員ステータスが得られたり、マイル活用の幅が増え、一気に新しい世界が開けました。

今まで訪れた国は３２ヵ国（2018年現在）

５年間でたくさんの国を訪れました。駆け足で訪れた国も多いのですが。

コスパ良く過ごせる国が好きなので、東南アジアでのんびりすることが多いです。リピートしてるお気に入りは、タイとマレーシア。来年はインドネシアに長く滞在したいです。

ライフスタイルを実現させている“裏側”を公開

インスタを通してよく質問をもらいます。例えば、

などなど。個別にお答えもしていたのですが、なかなか時間と手間もかかる上、文面では上手く説明できない部分がありました。

今まで上手くお答えできなかったことを、このブログではわかりやすくお伝えできたらと思います。

当ブログでは、こんな記事を書いていけたらと思っています。

ちょっとリッチな旅体験を、とてもお得に実現する方法。

マイルとは？誰でもできる“マイルの6つの貯め方” と基礎知識

自由に旅をするための考え方や、資金を生み出す方法

旅のお得情報・豆知識

32ヶ国旅してきて、愛用している

などなど。

挫折から世界を夢みて実現させるまで

愛知県出身。電車もない田舎町で、愛情ある家族に育てられた。

中学時代にはクラス代表や生徒会の副会長を務めるなど、割と優等生的な立ち位置にいたと思う。振り返ると、人生で一番”根拠の無い自信”があった時期。

全寮制の国立高校へと進学したが、挫折。成績も振るわず、寮内でのコミュニケーションも上手くいかず、次第に授業に出ることも怖くなり、出席日数も足らず留年。

一人暮らしを始めたが、授業が終わる時間帯にならないと布団から出られなかった。起きたらバイトに行って帰ってゲームをして現実逃避をしていた。

見かねた学校から親へ連絡が行き、母と姉が突然アパートに押しかけてきた時は驚いた。号泣する母親を見て胸が痛くなり、これ以上悲しませないためにもせめて卒業しようと決意した。

何とか高校卒業資格を得て、自動車系の工場勤務を始める。同時に、自費で通信制の大学へ入学。心理や健康について学んだ。

癒しに関わる仕事がしたいと思い、在学中にリラクゼーション整体の仕事を始める。ゼロから教えてくれるサロンで、時給694円からスタート。約２年続けたが、自分がやるべき仕事ではないと思い退職。最終時給は850円。生活でいっぱいいっぱいだった。

スーツを着た仕事がしたいと思って転職した先は、某通信会社のコールセンター。契約社員として2年ほど働いたが、この給料では将来結婚しても家族を養えないと思い、独立の可能性を模索し始めた。

同時に、いつか世界を自由に旅したいという思いが湧き上がって来た。高校時代の親友が、バックパッカーで世界を旅していた影響だった。ただ、自分には十分に貯金した経験もなく、お金を貯めて世界を旅するイメージがどうしてもわかなかった。

働きながらであれば、世界を自由に放浪できるのでは？

この気づきが、今のライフスタイルを実現できたベースだと思う。世界中どこにいてもお金を生み出すスキルさえあれば、ずっと旅が続けられるのではないか？

行き着いたのは”パソコンだけで完結できる働き方“。パソコン１つで、どこでもお金を稼げるなら、自由なライフスタイルは実現可能だった。

当時、僕が挑戦したのはFX（為替取引）だった。

NTTで仕事しながらFXに挑戦した。FXトレーダーは夢がある仕事だった。パソコン1台で、どこにいても稼げる。しかも上手く行けば莫大な金額を稼げる魅力的な仕事だった。

FXを初めて初日で5万円稼ぎ、翌日に9万円負けた。甘くないと思いつつも挑戦し、毎月少ない稼ぎをFXに充てながら、何とか月額15万円程度を稼げるようになった。

独立への挑戦、人生のドン底の日々。暗黒の３年間。

仕事を辞め、FXトレーダーとしての独立に挑戦した。けれど、生活がかかっているというプレッシャーは大きく、思うような成績を残せないままジリジリと生活資金は減って行った。

一人暮らしを維持できなくなり、実家へ戻った。次第に家に入れるお金すらなくなり、親に援助してもらうことを余儀なくされた。今でも思い出すのは、友人の結婚式に出席する際に、ご祝儀を自分で出せない情けなさだった。

友人から誘われても、飲みに行くお金すらない。親に迷惑をかけて、何一つ達せられない自分に罪悪感と自己嫌悪の感情が覆い尽くしていた。この頃の自分の口癖は「もうムリ、死にたい。」だった。

たまたま本屋で中学時代の同級生と会ってしまったことがあったが、あまりの自信の無さでまともに目も合わすことすらできなかった。「kaz君は今何してるの？」これほど恐ろしい質問はなかった。

仲の良い友人から届く年賀状が辛かった。結婚し、命を授かり、立派な一軒家を建てたという幸せいっぱいの年賀状。友人の幸せを嬉しいと思う反面、「何で自分は・・・」という自責の感情に苦しんでいた。

生活とトレード資金のために、アフィリエイトに挑戦

この頃、自分にトレーダーとしての才能は無いと理解しつつも、FXトレードで生きていくことをまだ諦めきれなかった。手持ちのお金も尽きた。でもこれ以上親に迷惑をかけ続けるわけにはいかない。

この状況から抜け出すために、Webデザインについての職業訓練校に通っていた。まともな職に就くことが自分にとって家族にとって最良な選択だと自分に言い聞かせていた。

しかしながら、職業訓練校を卒業したものの就職活動は一切しなかった。と言うより、人や社会が怖くて面接の応募すらできなかった。今思えば完全に社会不適合者だ。

外にも出られないなら、家で稼ぐしかない。生活資金や、再起するためのトレード資金を稼ぐために今できることとして、アフィリエイトを始めた。アフィリエイトとは、自分のウェブサイトやブログに提携した企業の広告を掲載し、成果報酬をもらう仕事。言うなればウェブ上の広告代理店だ。

苦労して日々記事を執筆し、何とか安定して月３万円程度をキープできるようになった。たった３万円でも大きな進歩だった。ただ、全く生活するには足りていない。

このまま、貧乏で親に迷惑をかけ続けたまま、世界を旅することもできないまま、一生この家でダメな息子として生き続けるかと思うと吐き気がした。

自分が死んだら、家族に500万円保険金が入る。その生命保険を払い続けていることだけが、唯一自分を評価できた点だった気がする。

貧乏は貧乏マインドから。引き寄せの法則との出会い。

引き寄せの法則に出会ったことは、僕の人生で一つの転機だったと思う。

今現在のマインドが貧乏なら、貧乏な未来しか創られない。お金が入る未来を創りたいなら、今のマインドをお金持ちにするしかない。単純明快な法則だった。

現状を変えるために、すがる思いで引き寄せの法則に挑戦した。

わら半紙を購入して、偽物の１００万円の束を作り続けた。

文房具屋で、大量のわら半紙を購入した。１万円冊の形にカッターナイフで切り取り、毎日１００万円分の束を作った。

不思議なことに、わら半紙の束の上に本物の１万円冊を乗せると、僕の脳は本物の１００万円だと錯覚して興奮した。

毎日１００万円を報酬として受け取っている、そうやって脳を錯覚させた。その瞬間は嬉しい感情や満たされた感情になれた。徐々にお金を持っているマインドが育っていった。

不思議なことにお札を作りはじめてから、

3万円→8万円→16万円→40万円と、毎月アフィリエイトの報酬は上がっていった。

ついには、月収7桁という大台を超えることもあった。今までの努力が報われた瞬間であり、自由なライフスタイルが幕を開けた瞬間だった。

初海外は、台湾とバリ。ついに新しい世界へ。

３０歳にして満を持して初海外へ。僕に“世界を旅したい”と思わせてくれた親友が一緒だった。思えば最初にウェブサイトの作り方を教えてくれたのも彼だった。本当に感謝している。

初海外は緊張と興奮の連続だった。日本とは違う人種、食事、文化、、、今まで人生のほとんどを愛知県という狭い世界で生きてきたのに、文字通り”世界が広がった”体験だった。

２回目の海外は、初めての無謀な一人旅。

初めての一人旅はフィリピンだった。バックパッカーに憧れていたので、バックパックを購入し、”あると便利”だと言われるものを詰めこめるだけ詰め込んでみたら、総重量が30kgくらいになっていた笑。重すぎて、バックパッカーって人種はどれだけタフなんだと撃沈した。

極めて計画性の無い人間で、初めて一人旅をするのにガイドブックすら一度も読まず、初日のホテルの予約すらせずにフィリピンへと飛んだ。

度胸があるなんて言われることもあるけど、それは間違い。なにも考えて無い、ただただ無謀な旅の始まりだった。英語なんて「thank you」「toilet」「hello」ぐらいしか話せないのに笑。

出発の飛行機を拒否されかけたり、優しくしたホームレスにストーキングされたり、財布が消えてパニックになったり・・・。

当然トラブル続きだったけれど、その話はまた別の機会に。

初海外から５年経って想うこと。

１年間の半分は海外で過ごしながら、３２ヵ国を訪れた。日本にも拠点と言える拠点をおかず、物価の安いアジアを渡り歩いている。

今のライフスタイルが実現できたのは、家族のサポートのおかげだったと思う。

自分がまともに仕事ができず、迷惑をかけ続けていたのに、「就職しろ」と強制することなく見守ってくれた両親に感謝。あの時無理にでも職についていたら、今の自分はなかっただろう。

自分が自分を信じられなかった一番辛い時期に、「何の疑いもなく、絶対に自由になれると思っている」と無条件に僕を信じてくれた姉にも感謝。

そんな家族に親孝行、家族孝行ができたことが嬉しかった。

バンコクと台湾への家族旅行、福岡、軽井沢、長野など国内旅行にも連れていけた。現在フリーのカメラマンとして活動している姉とは、一緒にヨーロッパを３ヶ月旅行した。

海外に飛び出してから、早５年。昔に思い描いていた以上の、自由なライフスタイルを実現できた。

辛かったあの時代に、諦めなくて良かったと心から思う。おかげで、挑戦しなければ決して見えなかった景色の中に今は生きている。

「どうやって今のライフスタイルを実現しているんですか？」

その質問をよく頂く事がある。その回答をこのサイトでおこなっていきたい。僕が歩んだ道で得たものが、これから挑戦していく誰かの役に少しでも立てたら嬉しい。

そして、いつか海外で合流して旅のひとときを一緒に過ごせたらとても嬉しい。