上海に来て、いつもPM2.5がかかってる曇った空の中を散歩して、どこに上海の良さを感じたらいいのかななんてテンション下がり気味だった僕ですが、外灘に来て180度上海の評価が変わりました!この夜景だけを見に上海に来ても良い!(2017年1月)
外灘の夜景は最高
来た瞬間に思わず声が上がりました。めちゃくちゃかっこいい。
歴史を感じる西洋建築がド派手にライトアップされている光景は、ヨーロッパでもなかなか見られないはず。
外灘はイギリス・アメリカの共同租界
外灘の読み方はワイタン、英語名ではThe Bundと呼ばれます。外灘とは、外国人の河岸という意味。この一帯は共同租界となっていたため西洋建築が立ち並び、上海というよりもヨーロッパの雰囲気が漂っています。
租界の始まりは1842年アヘン戦争の終わり。締結された南京条約で上海は国外に向けて港を開くことになりました。
1845年にはイギリスが上海に初の租界を設置。イギリス人が暮らす居留区とされ、上海に独自の文化と建物を残していきます。外灘は、イギリス及びアメリカの共同租界として栄えました。
第二次世界大戦後に租界は返還されましたが、現在も当時の建物が残っており、こんなに美しい景色を見られるんですね。
黄浦江を挟んで東側は浦東(プドン)。
遊歩道から川を、そして向こう岸を眺めます。浦東は金融貿易区として発展。こちらは外灘とは違った趣で夜景が綺麗。
ちょっとスペーシーな左側のタワーは東方明珠。上海のシンボルタワーです。香港の100万ドルの夜景を縮小したようです。
やっぱり僕は、外灘の夜景の方が好きですね。圧倒的に。ずっと見ていても飽きないくらいです。
調子に乗って写真を撮ってもらいました。この写真を見て誰が上海だと思うでしょう?
雨の昼間にもう一度。
上海を離れる前夜、もう一度この夜景が見たくて訪れてみました。が、ちょっと時間が早め。
雨の中、外灘を歩きます。
まだプドンの明かりはポツポツとつき始めたところ。
夕方の景色もこれはこれで趣がありますね。重厚感があります。
外灘に来たら絶対目に入る牛。行ったら見つけてくださいね。
ビルの前にあった獅子像。かっこいい。
外灘の夜景はおすすめ
上海は日本から3時間ほどのフライトで行けてしまう身近な外国。しかも往復航空券もキャリアで2万円前後とリーズナブル。オススメです。