タイでは猫に注意!狂犬病は死に至る。
今回は私が体験した誰にでも起こり得る海外でのトラブルについてお話しします。
私がトラブルを体験した国は、タイでした。元々一人旅が大好きな私は、タイのバンコクを拠点としてラオスやカンボジア、ベトナムなどの東南アジアの国々を回る旅をしようと思い、タイに3ヶ月間滞在する予定でした。
日本から出国する際に空港で海外旅行保険の広告が目に入り、「海外旅行保険、また入らなかったな〜」とは思ったのですが、海外旅行にも慣れていて、これまでトラブルのなかった私はまぁ大丈夫だろうと思っていました。
その後、無事バンコクに到着し、いつも通り何の問題もなく滞在を楽しんでいました。私は短期滞在者のためのアパートを借りて住んでいたのですが、アパートでの生活は本当にバンコクに暮らしているような感覚になり、滞在1週間目には不安な気持ちや注意する気持ちがなくなっていたと思います。
気が緩んでいたそんなある日、子猫と母猫が木の陰で気持ちよさそうにお昼寝をしているのを見つけたんです。私は思わず駆け寄ってしゃがみこみ、眠っている子猫の体を撫でようとしました。
すると、眠っていた母猫が突然目を覚まして、私の腕に飛びついて来たのです。私は驚いて自分の腕を戻そうとしたのですが、母猫は私の腕を掴んで離さず、両足で私の腕を何度も何度も引っ掻きました。
するどい足の爪が私の腕の皮膚を切り裂き、ポタポタと血が流れても母猫は腕を離そうとしませんでした。どうにか猫が離れてくれた時には、腕は真っ赤になり、痛みで腕がヒリヒリと熱いのでした。これは大変な事になってしまった、早く消毒しなければと近くの薬局へ急行しました。
薬局で、私の腕を見た薬剤師さんに事情を説明すると、すぐに病院へ行きなさいとの事でした。切り傷のように見えますが、実際は引っかかれただけで、すでに血は止まっていたので、消毒だけでいいと私は思ったのですが、薬剤師さんに狂犬病の危険性があると言われてしまったのです。
タイは狂犬病の発生国で、毎年何人もの死者が出ている国です。都市部のバンコクでも狂犬病は発生することがあるそうです。全く予想していなかった狂犬病の危険性を聞き、慌てて病院へ行きました。狂犬病が危険性がない日本にいる感覚で、タイの野良猫と接してしまったのは、大きな間違いでした。
その時、クレジットカードに海外旅行保険が付いている事を思い出し、保険会社のコールセンターに電話をすると、すぐに近隣にある提携先の病院を教えてくれ、私はタクシーで病院へ向かいました。
病院では、診察や消毒をしてもらい、破傷風と狂犬病のワクチン接種が必要な事、狂犬病のワクチンは日を置いて5回の接種を受けなければならない事の説明を受け、念のための飲み薬を出してもらいました。
私は元々タイに3ヶ月間滞在する予定だったので、5回の通院は可能でした。それでも他の国へ行く予定をキャンセルし、通院を優先しなければならなくなり、本当に残念な思いをしました。何よりこのワクチンが毎回本当に痛くて、注射してから1週間程は腕をあげるのも不自由になるほどで、旅を楽しむどころではありませんでした。
被害額は?海外旅行保険は補償されましたか?
狂犬病と破傷風のワクチン接種のために5回通院し、
医療費が日本円で15万円かかりました。
しかし、エポスカード海外旅行保険で三井住友海上火災保険によるキャッシュレスサービスのおかげで、
全額補填で負担はゼロで済みました。
Kazが思うこと
僕も猫が大好きなので、狂犬病には気をつけなきゃなと思っています。
同じようにタイが大好きな猫好きの友人がいて、宿にいる飼い猫に噛まれては狂犬病が怖いと不安がっていました。
クレジットカードの海外旅行保険はやはり優秀ですね。特にエポスは年会費無料で海外旅行保険が自動付帯されるので人気が高いです。
例えば、インドで猿に引っかかれて狂犬病の注射を受けた友人がいますが、彼は利用付帯のカードでうまく決済ができておらず、5万円以上を実費で支払ったそうです。
タイを旅する方への注意やアドバイス
旅先での動物や植物との触れ合いは素敵な思い出にもなりますが、思わぬトラブルを招くこともあります。日本とは違う国ということを常に忘れずに、注意をしなければいけません。
万が一の時のために、最低限、海外旅行保険付きのクレジットカードは必要だと思います。みなさんの海外旅行が最高なものになるように願っています。
年会費無料のエポスカード
これだけの海外旅行保険が、自動付帯(使わなくても持っているだけで適応)されるって控えめに言っても神カードです。